▶︎ INTERVIEW

まずはやってみることが大切。
常に市場の動きにアンテナを張り
未来のモノづくりに貢献したい。

米州日東 (Nitto, Inc.)
Product Management, Strategy
営業
2016年入社

CAREER

入社～4年目: 海外グループ会社を含む事業全体の月次の業績分析、中期経営計画や予算の策定に必要なデータ提供・実行面のフォローなどを担当。

5年目～7年目: 営業に転向。自動車向け通気部材を担当し、日本でのお客様対応をはじめ海外グループでのスペックインの推進・サポートを行う。

8年目～現在: 海外勤務の希望が叶いアメリカの現地法人に出向。主に自動車向け通気材料の製品企画・拡販戦略立案と、販売管理業務を担う。

▶︎ Nittoに入社を決めた理由

世界トップシェアの製品をつくる
一員として活躍したいと思った。

私が化学メーカーに注目したのは、日常生活の見えないところでたくさんの製品が使われているがゆえに社会への影響が大きく、事業も安定していると思ったからです。なかでもNittoは海外の売上比率が高く、自動車やメディカル、建築、モバイル、水処理など事業領域が多岐にわたりどの事業分野でもトップシェアの製品を手がけている点に惹かれました。トップシェアを取ることは簡単ではありません。市場調査やニーズの見極め、お客様の要求を満たす製品を生み出す技術力と生産力、品質の信頼性、営業力などあらゆる力が必要となります。各分野のスペシャリストたちが、トップシェアを取れるスキルを備えている会社の一員として成長したいと思い、入社を決意。それぞれが意見を交わし合う風土の中で日々刺激を受けています。

▶︎ 現在の仕事について

日本のメンバーと一緒に解決に導く。
お客様の困りごとをチャンスに変える。

現在はアメリカの現地法人で、北米自動車マーケット向けの通気材料の製品企画と販売管理に携わっています。私の主な業務は市場調査、北米での事業戦略立案とチームへの周知、営業や物流のサポートのほか、予算・中期計画作成や月次の業績管理と多岐にわたります。日々営業チームと一緒にお客様を訪問する中で心がけているのは、開発にあたっての困りごとを綿密にヒアリングすること。日本での営業経験を活かして事例を伝えたり、その課題を解決するために開発に試験データを依頼したりすることも。また市場の新しい動きをとらえ、次に必要となりそうな製品コンセプトについて、日本の本社のメンバーに報告しています。ちなみに私が拠点とするミシガン州は冬に雪が降ると道路に融雪剤を撒くため、耐塩性が求められることが特徴。日本とは人気車種も異なります。展示会の規模はダイナミックで、その市場の大きさに驚くばかりです。

▶︎ これまでの仕事の中の挑戦エピソード

営業が行動しなければ何も始まらない。
臆せず、言葉や文化の壁を乗り越える。

最もチャレンジングなのはアメリカでの海外駐在です。日本とアメリカでは言葉から法律、仕事の進め方といった文化の違いはもちろん、同じ自動車業界であっても日系企業と米系企業ではお問い合わせや依頼の内容は全く異なります。Nittoは海外の売上げ比率が高いと言っても日本でのような知名度はなく、話を聞いていただくまでが非常に難しいですね。当初はアポイントも取れない状況でしたが、アプローチを重ねようやくアポイントが叶い打合せを実施したところ、お客様が競合品の検討に動いていることがわかりました。そこで急遽社内でお客様が納得いくデータを含め提案を準備し、プレゼンを実施したところ、契約に結びついたのです。最前線に立つ営業が動きニーズを把握しなければ何も始まらない。臆さずに行動することで、人として強くなれたように思います。

今後実現したいこと

Nittoの製品は見えないところで人々の生活を支えています。私が提供している製品も自動車を走らせるのに不可欠な材料のひとつですが、学生時代にはそんな材料が使われていることすら知りませんでした。自動車業界は今変革期にあり、従来のガソリン車から電気自動車へ、自動運転車、UAM(Urban Air Mobility）、その先には想像もできないような乗り物が生まれるかもしれません。けれども急激に技術革新することはなく、日々の小さな変化を見逃さないことが大切です。私自身常に業界の最新動向にアンテナを張り、お客様のニーズをいち早く把握。Global Niche Top™製品をつくり続けることで、未来の自動車業界の一翼を担っていきたいと思います。

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