▶︎ INTERVIEW

持続可能な未来のため
グローバルな視点を持ち
新しいことにチャレンジし続けたい。

基盤機能材料事業部門
環境安全部
2022年入社

CAREER

学生時代: 電気電子を専攻し有機ELの研究に取り組む。就職活動を機に英語を学び、グローバルに活躍できるNittoを志望。

入社～1年目: NittoのESG経営を支える環境安全部で、主に水・廃棄物・エネルギー・溶剤使用量・燃料などのデータ入力に携わる。

2年目～現在: データの数値から課題を抽出し具体的な改善策を提示。製造部門と共に改善活動に取り組み、その成果を全社に共有する。

▶︎ Nittoに入社を決めた理由

Global Niche Top™のNittoで
国内と海外で活躍できる人財になりたい。

就職を意識しだしたころに、自分の強みを持つために英語を勉強。それをきっかけに海外と国内の２つの拠点で活躍できる人財になりたいと思うようになりました。数多くの企業の中でNittoを志望したのは、海外の売上げ比率が高く、各国で業界をリードする企業とのビジネス実績を築いていたからです。国内外の多くのニッチな分野でトップシェアを誇り、グローバル企業の中でも一線を画していたことが決め手になりました。また様々な業界に製品を供給しているので、幅広い職種があり仕事を通して多くを学び吸収できることも魅力に。知識欲の強い私は、学生時代に学んだ電気電子だけでなく新しい分野の仕事も経験したいと考えていたので、その点でも自分に合っていたと思います。社風の面では座談会に４回参加し、先輩方の優しい人柄に触れ好印象を持ちました。

▶︎ 現在の仕事について

精度の高い数値管理と評価にこだわり
環境や社会に配慮した継続的な発展を支援。

環境安全部は、環境と社会、ガバナンスに配慮したESG経営を支える部署。CO₂排出量削減や廃棄物のリサイクル推進、省エネルギー、化学物質管理、環境法令対応・従業員への環境意識向上など、その業務は多岐にわたります。私の主な業務は、水・廃棄物・エネルギー・溶剤使用量・燃料などのデータを取り扱い、月次で集計してDB(データベース)に登録すること。常に数値管理を精度良く、慎重に行うことにこだわっています。また、この数値を基に継続的に改善を行うには実績をきちんと評価することが必要です。エネルギー消費量と生産量は相関関係があるため、単に過去の実績と総量を比較するのではなく、説得力のある条件を見出して精査しています。これらの数値は統合報告書をはじめとする、社外への開示資料に使用されるものです。ミスのないように責任感を持って業務を遂行するなかで、世の中の環境ニーズや注目度が高く、数値が重要視されていることを日々実感しています。

▶︎ これまでの仕事の中の挑戦エピソード

大規模なデジタル化プロジェクトに初挑戦。
その取り組みが海外にも影響を及ぼす。

Nittoの拠点で国内最大規模を誇る豊橋事業所のCO₂・電力・蒸気のデジタルデータ化に取り組んだことです。これまではExcelで管理していましたが、数値データだけでなくグラフや図表の視覚的に表現できるデジタル化ツールを活用して「見える化」を実現。省エネ活動の対策に活かし、事業所のCO₂排出量の予実管理を行うことを目的に着手しました。しかし学生時代からプログラミングやコンピューター言語を専門に扱っていたわけではないため、当初は部門の要求に応えることができずに苦戦しました。自分でも一つひとつ調べ、さらには他部署に協力を仰ぎながら、１年以上かけてなんとか完成させることができました。今後は生産現場のみなさんが、現状を把握してエネルギー削減に対する継続的改善を行う主体的な行動に繋げていきたいと考えています。この経験を通じて、事業所の大まかなエネルギーフロー、生産設備の仕様など、環境安全部として必要な基礎知識が身につき、社内の人脈も広がったことが大きな成長です。今では自分から進んでデジタル化の業務を引き受けるなど積極性が高まったように思います。

今後実現したいこと

Nittoでは2022年に「Nittoグループカーボンニュートラル2050」を対外的に宣言いたしました。私は数多くある環境目標の中で、CO2排出量実質ゼロの達成が最も重要かつ長期的なテーマだと思っています。現在、設備投資・省エネの推進・電力再エネ化など多くのCO₂削減施策を実施していますが、達成するには国内外の各拠点が一丸となって活動することが必要不可欠です。溶剤使用量の大きい豊橋事業所のメンバーが指揮を執り、海外を巻き込みながら必ず実現したいと考えています。2050年に最前線で活躍する私たち若い世代が主体的に行動して達成へと導き、その先の未来のNittoを見届けていきたいですね。

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