Nittoグループは、経営理念の「オープン・フェア・ベスト」の精神に則り、短期的な利益にとらわれず、常にコンプライアンスを優先する高い水準の倫理観に基づき誠実に事業活動を行います。
世界のNittoグループで働く人々が、価値観を共有し、事業活動において法令および倫理に則って行動できるよう、「ビジネス行動ガイドライン」(以下「BCG」という)を作成し、一人ひとりに周知・徹底しています。 現在18言語に翻訳しています。
ビジネス行動ガイドライン
The Nitto Way とBCG は、Nittoグループの役職員(取締役、執行役員、従業員、派遣社員、パート、アルバイトなど)一人ひとりに向けられたものです。
これらの関係は、実践すべき行動の基準となる価値観がThe Nitto Wayとすれば、守らなければならない「ルール集」がBCGとなります。
現在では、法令だけでなく、社会的要請への対応も社会的ルールとなってきています。
Nittoグループでは社会要請への対応を「サステナビリティ基本方針」などの基本方針として開示しています。
BCG策定に当たって、これらの基本方針を紐解き、私たち一人ひとりの日々の行動に落とし込みました。
コンプライアンス担当役員のもとにコンプライアンス担当部署を設置し、国内外の拠点・グループ会社の責任者と連携して、法令遵守だけでなく人権の尊重など各種の活動に取り組んでいます。コンプライアンス担当部署は、BCGを共通の判断基準として、コンプライアンス推進活動を実行しています。コンプライアンス担当役員は、重大な事項に関しては、経営戦略会議などを通じて経営層へ報告し、対策を講じています。グループ従業員であれば誰でも利用できる通報窓口に加え、Nittoグループとの取引に際して、パートナー様からコンプライアンス違反もしくは疑いに関する相談を受け付けるパートナー・ホットラインも設け、法令違反や倫理問題の早期発見に努めています。
Nittoグループでは、透明性をもってコンプライアンスの浸透をモニタリングする仕組みとして、従業員を対象とした社内・社外窓口への通報システムを設置・運用しています。ハラスメントや差別についても通報可能です。
また、協力業者、工事業者の従業員も含めた取引先(パートナー様)を対象とした「パートナーホットライン」 も設置・運用しています。
いずれも、通報者のプライバシーを厳守しており、匿名での通報も可能です。対応者は、守秘義務に則って通報案件に対応します。通報者が不当な扱いを受けないことはもとより、通報者に対する脅しや報復行為は許さないことも運用規定に定めています。
通報制度 | 利用対象 | 受付・対応 |
---|---|---|
a. 通報窓口(グループ共通) | グループ従業員 | コンプライアンス担当部署 |
b. 通報窓口(国/エリアごと) | 各国・エリアのグループ従業員 | 第三者機関 |
c. パートナー・ホットライン | パートナー様 | コンプライアンス担当部署 |
Nittoグループでは、 Nittoグループへの社会からの期待に応えコンプライアンス水準の継続的な向上を図るために、コンプライアンス担当部署を運営事務局とするコンプライアンス・マネジメントシステムを運用しています。
Nittoグループはグローバルで幅広く事業活動を行っており、以下の3点を考慮したマネジメントシステムとしています。
Nittoグループ役職員によるコンプライアンス違反があった場合には、各国の法令あるいはNittoグループや各拠点のルールに基づき、懲罰等の適切な措置をとるとともに、速やかな是正措置や再発防止を行っています。また、Nittoグループでは、開示すべきコンプライアンス違反等が発生した場合、ホームページにて適宜開示しています。
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