日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下Nitto)は、2024年11月10日(日)~17日(日)にわたりイタリア・トリノで開催されたATPツアーのシーズン最終戦「Nitto ATP Finals」の協賛活動の一環として、社会貢献活動を実施しました。
トリノを拠点とする小児がん患者支援団体「U.G.I ODV」のお子様とご家族を試合観戦に招待するとともに、大会開催期間を活用した、Nittoグループ従業員有志へ募金を集い、公益財団法人 日本ユニセフ協会を通じて、国際連合児童基金(以下ユニセフ)へ総額 約174万円を寄付しました。
さらに、ATP(男子プロテニス協会)及びFITP(イタリアテニスパデル協会)、開催地のトリノ市とともに、CO2排出量の削減を目的とした共創活動「Nitto ATP Finals Torino Green Project」として、トリノ市内にある小学校の壁面緑化を実施・完了しました。大会会場内のフードコートでは堆肥化が可能なNitto製材料(CAC不織布※)による紙ナプキン18,720枚を寄贈しました。
※CAC不織布:プラスチックを含まない、生分解可能なサステナブル不織布
NittoグループはESG(環境・社会・ガバナンス)を経営の中心に置き、社会課題の解決と経済価値の創造の両立に取り組んでいます。この経営方針に沿い、Nitto ATP Finals協賛活動においても、子どもたちの明るい未来を応援することを通じたより良い社会の実現に貢献するため、以下の活動を行いました。
開催地をトリノに移して以降トリノを拠点とする小児がん患者支援団体「U.G.I. ODV」と協力し、同団体がサポートするお子様とそのご家族を「Nitto ATP Finals」の試合観戦にご招待しました。
また、試合前に出場選手をコートまでエスコートするマスコットキッズの機会も提供し、「選手と手と繋いで入場して最高だった」「もっとこういう経験がしたい」などの喜びの声と、たくさんの笑顔をいただきました。
予期せぬ地震や津波、洪水などの自然災害で被災した子どもたちを迅速に支援するユニセフの「自然災害緊急募金」への募金活動を大会協賛期間中に働きかけました。Nittoグループでは、社内イベントとして従業員の有志からのマッチングギフト形式の募金活動などを展開し、総額約174万円の寄付を行いました。
大会が環境に与える影響を抑えることを目的とした包括的な取り組みである「Nitto ATP Finals Torino Green Project」においては、チャリティーオークションによる収益やNittoからの寄付を原資としイナルピアリーナ会場周辺の公園への植樹、バス停屋根の緑化など、トリノ市の緑地化を推進しています。
またサステナブルな大会運営に向けて、NittoのCAC不織布を使用した18,720枚の堆肥化可能なナプキンを寄贈いたしました。会場には、太陽エネルギーで稼働するスマートなゴミ箱「SmaGo」が設置され、蓄積されたゴミを自動的に圧縮します。
Nitto ATP Finals 2024会場であるInalpi Arenaに植物で壁面を緑化する「The Green Wall」を設置いたしました。このThe Green Wallは大会終了後トリノ市内の小学校に寄付され、継続したCO2排出量削減と環境意識の向上に貢献しています。
「Nitto ATP Finals」は、男子プロテニスシーズンのクライマックスを飾るイベントとして、世界のシングルスならびにダブルスから選抜されたベスト8が進出し、シーズンの最終タイトルを競う大会です。選手らは、誰もが望む、世界最大級のインドアテニストーナメント出場8枠を巡り、シーズンを通してPIF ATPランキングポイントの点数を競い合います。大会は、各選手それぞれ3試合を戦うラウンドロビン方式で行われ、準決勝以降はノックアウト方式で実施されます。本大会は世界屈指の都市にてこれまで開催されてきた歴史ある大会であり、第1回は1970年の東京大会に遡ります。2000年以降はリスボン、シドニー、上海、ロンドンにて開催され、2021年からはイタリア・トリノで開催しています。
詳細は、大会公式サイト www.NittoATPFinals.com/ja/ 、または
Nitto 特設サイト https://www.nitto.com/jp/ja/NittoATPFinals/でご確認ください。
U.G.I. ODV (Unione Genitori Italiani)は、小児がんのご家族が発足したトリノの慈善団体。小児がん治療や患者様のQOL向上や、完治後の必要なサポートについて、支援を行っている団体です。 詳細は、U.G.I. ODV https://www.ugi-torino.it/でご確認ください。
ユニセフは、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在約190の国と地域で、多くのパートナーと協力し、特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。 日本ユニセフ協会は、世界の32の国と地域にあるユニセフ協会(ユニセフ国内委員会)のひとつで、日本におけるユニセフ(国連児童基金)の公式な窓口です。詳細は、日本ユニセフ協会 https://www.unicef.or.jp/でご確認ください。
日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ