Nittoグループは、「人財は最も重要な財産」と位置づけています。
そのため、人財の確保と育成を、価値共創のための経営品質向上に不可欠なサステナビリティ重要課題と捉え、The Nitto Wayを実践できるNitto Personをグローバルで育成しています。
ここではそれぞれの取組みをご紹介します。
私たちは、「グローバルで先進的な取組みをリードするチャレンジ精神あふれる人財」を求める人財像としておいています。
中期経営計画のもと、経営戦略、事業戦略に沿った形で採用活動を進めております。当社の採用情報については、こちらをご覧ください。
Nittoに⼊社された⽅がいち早くNittoに慣れていただく⼀助として、社内のキャリアアドバイザーが⼊社1~3年⽬の新卒採⽤者およびキャリア採⽤者を対象にキャリア⾯談を⾏っています。
また新卒採⽤者については、30年以上前から先輩社員が教育係となり、1on1で1年間かけて育成する制度もあります。
これらの施策を通じ、新規採⽤者へのキャリア⽀援を積極的に⾏っています。
結婚・出産・介護や配偶者の転勤などライフイベントにより会社を離れる決意をされた方が、再び戻ってこられる制度として「Welcome Home Plan」制度を2009年より運用しています。
2011年に将来のグローバル経営幹部の育成を目的に、「Nitto Global Business Academy」を開講しました。
Nittoグループは、持続的な事業成長に向けて、優秀な人財をグローバルで発掘・育成し、変化を先取り、実現力を発揮できるリーダーを養成するために時代に応じたカリキュラムを設けています。毎年選抜メンバーが受講し、これまで、Nittoビジネスをけん引する優れたリーダーを数多く輩出するとともに、将来のグローバル経営幹部となる人財を育成し、収益拡大や事業拡大などに寄与しています。
「Nittoが目指す方向を”自分の言葉”で語り、メンバーの強みを活かしたチャレンジを引き出すリーダーの育成」を目的に、部長層・課長層の管理職を対象にした360度サーベイ及びリーダーシップ研修を実施しています。
毎年実施する360度サーベイを元に、自身のリーダーシップの現在地を知るとともに、リーダーシップ研修では、メンバーとの向き合い方やリーダーとしての在り方も学びます。これからもNittoらしいイノベーションをチームで生み出し続けることができるリーダーの育成に努めてまいります。
日々、会社を取り巻く環境や社会情勢が変化する中にもおいても、社員一人ひとりのニーズに応じて自らが新たな知識の習得・学び直しができるプログラムを全社で展開しています。
グローバルで活躍し、将来のNittoを支える人財を早期から育成するべく、2022年度から海外トレーニー制度を実施しました。また2023年度には、より短い期間でグローバルビジネスを体感できる場として、海外短期派遣研修も新設しています。2023年度は計23名がこのプログラムに参加しており、どちらも20代の若手社員を中心に高い関心があります。
2020年より新規テーマ創出の一環として、グループ全社から新規事業アイデアを募り、その中から有望なアイデアについては会社として実現に向け支援を行う新規事業創出大会(Nitto Innovation Challenge)を実施しています。これまで合計で3,780件ものエントリーがあり、日本以外の地域からの応募も多数届いています。
人財ローテーションの一環として、2022年度より若手を対象にジョブポスティング(社内公募)をスタートしました。各職場での必要なスキルを定義し、キャリアアップにつなげるとともに、2023年度は対象を広げ、ゆくゆくはグローバルに拡大・実施していく予定です。
Nittoグループは日本国内だけでなく、グローバルに拠点を有しており、もちろん海外で勤務する人財も育成の対象です。積極的に国際間の異動を行っており、今後も対象層や職種を拡大し実施してまいります。
国・エリアの枠を超えた人財配置をスムーズに行うため、グローバル共通の職務グレード制度および評価制度(業務目標に対する達成度を評価する「業績評価(年1回以上)」および経営理念に基づく具体的な行動特性の発揮度を評価する「コンピテンシー評価(年1回)」)を導入し、公平公正な処遇を実現します。評価者と被評価者は年間を通じ適時対話を行い、業務上の課題の共有や進捗把握を行うことで、迅速に進捗状況を評価し改善に繋げています。これら定期的な評価・目標の管理をすることで、評価の納得性を担保します。なお、地域で定められた最低賃金を遵守しています。
従業員一人ひとりが働きがいを感じ、それぞれの持ち味を活かして活躍できる職場環境、組織風土の構築を目指して取り組んでいくーーこれがNittoグループのエンゲージメントに対する考え方です。2年に1回、グローバルエンゲージメントサーベイを行い、2022年度は2021年度の結果をもとに、さまざまな取組みを推進しました。
まずは、エンゲージメント推進拠点リーダーである事業所長より、全社結果と事業所へのエンゲージメントに対する想いをメッセージ動画で配信。以降、各拠点で活動が実施され、社内オンラインコンテンツなどで共有されています。また、日本では10月に「Nitto活き活き月間」と題し、褒める・感謝する文化の醸成、DE&I推進、ウォーキングイベントなどを実施し、そのアンケートから得られた声を「あなたが言われてうれしい言葉集」にして発行しました。
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