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拠点環境活動への取り組み 2008年度

中国深圳市で植樹

中国の深圳市では北京オリンピックの記念として植樹を行いました。この植樹は深圳市が中国の環境保全を考え、市内の各社に呼びかけたものです。日東電工精密回路(深圳)の労働組合はこの呼びかけを受け、環境保全という考えに賛同しました。そこで会社にこの活動に参加することの意義を説明し、会社側も組合の申し入れを快諾しました。そして、ほかの参加企業は約100社ほどと一緒に植樹をしました。

ハイドロノーティクスの「グリーン・クリーン・ファイン」な活動

1989年、「環境と開発に関する世界委員会」 (ブルントランド委員会)は、世界の共通認識とされるサステナビリティ(持続可能な開発)の定義を「将来世代のニーズを損なうことなく、現在の世代のニーズを満たすこと」と宣言しました。当グループ会社のハイドロノーティクスは、メンブレン製品の環境的価値を高めていくことに加え、会社の良きDNAとして継承されていくよう、ごみ減量化、リサイクルへと歩きはじめました。私たちはエコビジネスを、責任を持って調達する、慎重に使用する、積極的に再利用する、適切に処分する、というステップで進めています。
 
2009年のアースディ(4月22日)にカリフォルニアにあるハイドロノーティクス本社は水の保全と浄水に注目し、「グリーン・クリーン・ファイン」への取り組みをスタートさせました。すべての従業員が職場、自宅を問わず、責任を持って水を使う習慣を身に付けるためにオーシャンサイド市の専門家を招きました。そこでハイドロノーティクスの従業員一人ひとりに、使い捨てのレジ袋に代えて使うように再利用可能なエコバッグが手渡されました。軽くて微かな風で吹き飛ばされるレジ袋は、川、湖、大洋にたどり着き、水を汚し、生き物を殺します。生物分解もはせず、250年から1,000年もかかって光分解します。再利用可能なエコバッグを使えば、レジ袋の「足跡(使用量)」を最大600個減らすことが可能です。そして、水を汚さず、よりよい環境を保つことができるのです。
 
Nittoグループの「エコビジネスのドライバー」であるハイドロノーティクスは、できるかぎりグリーンであろうと努力しています。

中国で清掃活動

日東精密回路技術(深圳)では、中国の公衆衛生を鑑み、深圳にある山の清掃活動を組合主導で行われました。従業員も積極的に参加しました。

日東ヨーロッパはグリーンエネルギーを使用します

2009年1月1日、日東ヨーロッパは使用するエネルギーをエネコ社のグリーンエネルギーに切り替えました。エネコ社のグリーン・パワーは100%再生可能なエネルギーを使用しています。
 
「グリーンエネルギーの選択は、日東ヨーロッパの未来ヴィジョンと合致します。製造業は、人と自然に対して責任を負っています。私たちはエネルギー資源をよく考えて使用しなくてはなりません」と日東ヨーロッパの経営企画兼コミュニケーション部のエリック・パスは明言します。
 
「Vision 2012(下記参照)ではグリーンエネルギーの供給先を探すことが非常に重要なのです。しかも、グレーエネルギーを扱う業者と同じ条件で取り引きができ、さらに当社が代替エネルギーの有効利用を促進できるよう指導をしてくれる業者が望ましかったのです」とサプライ・チェーン担当のヨハン・デ・ブックは解説します。市場調査を行っていると、複数の業者からオファーがありましたが、いずれも100%グリーンエネルギーではありませんでした。「最も条件を満たしていたのがエネコ社でした。100%グリーンエネルギーであることに加え、当社のエネルギー消費削減の支援をおしまないと保証してくれました。当社内でエネルギーを作り出すというアイディアにも、彼らの専門知識を喜んで提供すると言ってくれたのです。何より、これまでのエネルギー供給業者と比較してもコストもほぼ変わりません。しかも課税控除も受けられるため、支払いは以前より少額で済みます。グリーンエネルギー、イコール高額というわけではないのです」ヨハン・デ・ブックはこう結びました。
 
中期計画では、「永続性」こそ未来への鍵となるメッセージだとしています。「REACH 2012 クリーン、グリーン、ヘルシー企業へ」というVision 2012を掲げて、日東ヨーロッパではビジネスの新しいスタイルを追求しています。エネコ社への切り替えは、まさにこれを裏付けるものです。「未来に対する私たちのヴィジョンは空手形ではありません」エリック・パスは説明します。「私たちはクリーンでグリーンかつヘルシーな企業になるべく、取り組んでいかなくてはなりません」

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