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経皮吸収型製剤(テープ剤)

経皮吸収型製剤(テープ剤) とは?

薬を皮膚から吸収させて体内に導くものです。貼って治す薬物投与方法として、高い利便性を備えており、投与(貼付)が目で確認できることもテープ剤の利点として挙げられています。 また、製剤の設計により吸収速度を制御でき、血中薬物濃度を長時間一定に維持しやすいという特長を有しています。

テープ剤の利点・開発のポイント

経皮吸収型製剤(テープ剤)の利点

  • 血中薬物濃度を長時間一定に維持しやすい
  • 製剤の設計により吸収速度を制御できる
  • 肝臓での初回通過効果を回避できる
  • 皮膚に貼るだけなので投与が簡便である(嚥下困難な患者にも投与しやすい)
  • 投与の確認が容易である
  • 製剤を皮膚からはく離することで投与を中断できる

テープ剤の開発のポイント

Nittoは、テープ剤における4つの要求特性(透過性・安全性・安定性・貼付性)に対して、独自のアプローチを行います。

受託開発サービス

テープ剤の受託開発サービス

Nittoではテープ剤の創薬段階から製剤設計、治験薬製造、商業生産まで、全ステージでのサポートが可能です。また、化合物情報から経皮吸収性のシミュレーションも無償で可能です。
まずはお気軽にお問い合わせください。

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ハイスループットスクリーニング

Nitto ハイスループットスクリーニング

Nitto ハイスループットスクリーニングは、少量の原薬で一度に多くのサンプルの皮膚透過性を評価可能な手法です。
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活用例

  • 多種の化合物から、経皮投与に適したものをスクリーニング(創薬段階)
  • 最適な透過促進剤をスクリーニング(製剤設計段階)

テープ剤用粘着剤

代表的な粘着剤と特長

貼付型TTSには粘着剤が使用され、その目標特性を達成するために、様々な粘着剤から最適なものを選定する必要があります。さらに添加剤、架橋剤を必要に応じて配合して製剤化します。
Nittoではゴム系、アクリル系、シリコーン系の市販粘着剤だけでなく、独自のアクリル粘着剤を用いて最適な製剤設計を実現します。


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肌に優しい粘着剤技術(優肌™)


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製造能力・実績

医薬品事業の製造能力・実績

Nittoは、長年にわたる商用生産実績にも大きな強みを持っています。

製造能力

テープ剤(全身性)の生産実績世界一(累計70億枚以上)

設備

粘着剤重合設備        3 基   
塗工・乾燥設備        7 基   
包装設備                12基   

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実績

日本、中国、韓国での医薬品対応実績あり   
製薬企業からの査察多数   

テープ剤(全身性)のNitto生産数量(販売枚数ベース)シェア*1

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*1    Copyright © 2020 IQVIA.
        2019年 IQVIA MIDASをもとに自社集計 市場定義はNittoによる
        Calculated based on IQVIA MIDAS 2019
        無断転載禁止/Reprinted with permission
*2    主要9ヶ国:日本、中国、韓国、米国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、イギリス

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メディカル事業部 営業部

  

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