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ミリ波用電波拡散構造 Nitto Ray Diffusion Structure: Nitto RDS

電波吸収樹脂(Radar absorbing material: RAM材)製コーナーレーダーブラケット同等の透過減衰に加え、課題である高反射とコストも解決できる設計技術

汎用樹脂に特殊形状を設けることで、
反射電波(S11)と透過電波(S21)を拡散します。
電波吸収樹脂(RAM)や電波吸収体(シート)を使用することなく、
高い減衰特性を発揮できるため、コストパフォーマンスに優れます。

電波拡散構造についての資料はこちら。

紹介動画

用途

• ミリ波レーダー車載時に課題となる、バンパー等の自車体からの反射波によるゴーストや角度ズレの解消に貢献します
        適用: 77~79GHz コーナーレーダー、60GHz 車室内レーダー
        効果: Euro NCAP、UN規制(BSIS, MOIS)
       ゴースト、角度ズレ     解決策
バンパー等での反射波の帰来による異常 ✓ゴーストや、角度ズレの原因となる不要な
       反射波をNitto RDSによる拡散で減衰させます
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性能・特長

主な性能

• 対応周波数: 60GHz~90GHz
• 反射減衰: Return Loss(RL), S11:< -10dB
• 透過減衰: Transmitting loss(TL), S21 :< -10dB 

特長

• 反射減衰と透過減衰の両立が可能:
  ノイズ電波を特殊な表面形状により反射波を散乱、透過波を拡散させ減衰効果を発現します
平板形状RAM材板 RDS形状付与汎用樹脂板
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• コストパフォーマンス: PP・TPOなどの既設汎用樹脂部品へ適用可能なため、電波吸収樹脂(RAM材)よりも安価に作成できます

適用事例



• 問題となる伝播経路上に、特殊形状を付与します

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営業統括本部 モビリティ営業部 第3グループ

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