日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下「当社」)は、水道用に使用される当社製膜モジュール製品について、一般社団法人膜分離技術振興協会の認定を受けるための試験方法における不適切な行為により、認定が取り消されたことを公表し(2024年1月9日)、その後、お客様をはじめ、ステークホルダーの皆様の信頼回復に向けて、再認定手続きを継続してきました。今般、認定が取り消された20種類の膜製品うち、既に使用されていないまたは実際の使用実績がないなどの理由で再認定の必要のない4種類※を除く、16種類すべての再認定手続きが完了したことをお知らせします。
関係各位におかれましては、本件につきご心配とご迷惑をおかけしておりましたこと、改めて、心よりお詫び申し上げます。
当社は、本件不適切行為に係る調査委員会の調査報告(2024年6月10日公表)を踏まえ、従来のコンプライアンスサーベイに加えて、品質意識調査を開始するなど、品質コンプライアンス強化施策を継続して実施しております。本件不適切行為を教訓に、役職員一丸となって、より一層、品質に関する意識改革向上を含めた改革に取り組んでまいります。
※なお、2024年6月10日付「当社製水道用膜モジュールの再認定について」では、再認定の必要のない製品を3種類と公表していましたが、さらに検討を進めた結果、最終的には4種類となりました。
以 上
日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ