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米国メンタルヘルス市場に向けて、生体情報をリアルタイムに解析・可視化する心理カウンセラー向けサービス「Counseling System」を米国カリフォルニア州で販売開始

日東電工株式会社(本社:大阪市、社長:髙﨑秀雄、以下Nitto)は、カウンセリング相談者の生体情報をリアルタイムに解析・可視化し、心理カウンセラーへのフィードバックを可能にするサービス「Counseling System(カウンセリング・システム)」を、アメリカ合衆国カリフォルニア州の一部地域において2024年9月から販売開始しましたことをお知らせいたします。

Counseling Systemは、専用のウェアラブルデバイスを通じて測定された生体情報(血流の変化)をストレス値としてリアルタイムに解析・可視化することで、心理カウンセラーとカウンセリングを受ける相談者の双方に有益な情報を提供するサービスです。

近年、心理学領域において「科学的根拠に基づいた医療 (Evidence based Practice)」*1の重要性が高まる中、ウェアラブルデバイスを用いたバイオフィードバック (biofeedback) *2の実現により、心理カウンセラーがカウンセリングの反応・効果をリアルタイムかつ的確に把握することが可能になります。また、相談者にとっても、自身が受けている心理カウンセリングの効果が客観的かつ可視化されて提供されることで、心理カウンセリングの意味や価値を再確認するとともに、カウンセリングを継続するモチベーションの維持につながることが期待されます。心理カウンセリングが生活の一部として広く定着しているアメリカ合衆国での認知拡大、導入率向上に向け、本年度はカリフォルニア州の一部地域に限定して販売を開始し、将来的には米国全域へ販売エリア拡大を目指します*3

Counseling Systemの概要

生体情報を測定するウェアラブルデバイス

Nittoグループは、ESG(環境・社会・ガバナンス)を経営の中心に置き、社会課題の解決と経済価値の創造の両立を目指しています。「パワー&モビリティ」「デジタルインターフェース」「ヒューマンライフ」の3つを重点分野として位置づけ、さらにこれらの交わる領域でNittoグループの技術の強みを活かし、「なくてはならない」存在を目指します。Counseling Systemは、Nittoが偏光板等の製品開発で培ってきた光学技術や、ストレス値を可視化するプロセスに重要なアルゴリズムの独自開発など、事業領域の融合により生まれたサービスです。 Nittoグループは、Counseling Systemをはじめとするデジタルヘルス領域における事業展開を進めると共に従来にないニッチトップ製品を創出してまいります。

Counseling Systemの詳細は、製品情報ページ(https://www.nitto.com/jp/ja/products/counseling/)でご確認ください。

  • *1 相談者の特徴、文化、嗜好性の枠組みの中で得られる最新最善の研究エビデンスと臨床判断を統合させること
    https://www.apa.org/practice/guidelines/evidence-based-statement
  • *2 脳波、心拍数、筋肉活動などの生理指標を精密機器で測定し、得られた情報を相談者が意識できる形でフィードバックすること
    https://www.apa.org/ed/graduate/specialize/biofeedback
  • *3 米国におけるカウンセリング市場は1兆780億円(2022年)で、日本のおよそ36倍に達する。
    PRECEDENCE RESEARCH “U.S. Behavioral Health Market –Industry Analysis, Size, Share, Growth, Trends, Regional Outlook, Forecast 2021 to 2027”

ニュースリリースに関するお問い合わせ

日東電工株式会社 ブランドコミュニケーション部 広報グループ

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