Nitto グループレポート 2018
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Nitto Group Report 201831直しました。さらに、原材料の含有化学物質を調査する帳票として「chemSHERPA※」を新たに導入しました。これらの取組みにより、パートナー様へのグリーン調達推進を強化するとともに、サプライチェーンを通した化学物質情報の連携が円滑になることが期待されます。※chemSHERPA:経済産業省主導で開発された製品含有化学物質の情報伝達スキーム。Chemical information SHaring and Exchange under Reporting PArtnership in supply chainの略。お客様満足度の向上お客様に満足していただける製品・サービスをお届けするために、製品に関わるリスクの抽出・分析を行い、低減に努めています。2017年、日本企業で発覚した品質に関する不適切行為を受け、Nittoグループではすべての製造拠点において品質管理状況を調査した結果、法律に抵触する違反がないことを確認しました。また、物流事故や納期遅延などを未然に防止するために、日本からの輸出時における運用ルールの最適化を行い、グローバルでの物流管理体制を強化しました。この運用ルー新化学物質管理システム「SACRA」の導入ルをグループの教育プログラム体系に組み込み、対象者へ教育を行っています。2016年度より順次進めているフォークリフトへのドレイブレコーダー搭載は、日本の全事業所へ展開し、社内物流における事故を30%減少させることができました(2016年度比)。このような取組みにより、Nittoグループが提供するすべての製品・サービスは、お客様・市場から高い評価をいただいています。また、より一層の製品品質・サービスの向上を実現するため、定期的にお客様満足度調査を実施し、その結果を関係部署にフィードバックしています。環境への取組み地域はもとより地球規模までの環境に配慮し、環境負荷低減活動に取り組んでいます。再生可能エネルギー安定利用への取り組みNitto東北事業所では、全量自家消費型太陽光発電設備を2018年2月に本格稼働させました。蓄電池を搭載した本設備は、発電した全エネルギーを事業所内で消費する設計となっており、600ton/年相当のCO2排出量削減と大幅な購入電力削減が見込まれるとともに、地域の夏場の電力需要のピークカットに貢献します。また、自立して電気を供給するシステムも備えており、大規模停電発生時の事業継続対策にも寄与します。Nittoグループでは、製品や原材料の組成情報管理、化学物質に関連する法規制検索などの機能を兼ね備えた化学物質管理システムを約10年運用しています。しかし近年、急激なグローバル化が進み、Nittoグループの化学物質管理体制や事業環境の変化にシステムが十分に対応できなくなってきました。また、登録データ量の増大によりシステムの稼働状態が不安定になるなど、さまざまな問題も出てきました。そこで、これらの問題を解決すべく、新たな化学物質管理システム「SACRA」を導入し、国内グループを皮切りに2018年度から運用を開始します。※SACRA:Smart Application for Chemical Regulation in All Nitto groupの略バリューチェーンマネジメントNitto東北事業所の太陽光発電設備
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