Nitto グループレポート 2018
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Nitto Group Report 201811トップメッセージモビリティ」「ライフサイエンス」の3領域に焦点を当てました。成長が約束されているものの状況は急変しやすい分野なので、社内外の技術や知見、ノウハウなどのコンバージェンス(融合)を積極的に図り、新たな事業の創出、および構造改革による現行事業の体質強化に重点的に取り組みます。●情報インターフェイス高速大容量通信を基盤とした高度情報化時代が目前に迫るなか、Nittoグループは、短距離間の通信に適したプラスチック光ケーブル事業への参入を図っています。8K放送や遠隔医療、データセンター、エレクトロニクス化が進む自動車などさまざまな分野への活用が期待されます。一方、スマートフォンなどのディスプレイは液晶から有機ELへシフトが始まっています。使用される偏光板は2枚から1枚に減りますが、ほかの部材でもタッチセンサー用フィルムなどNittoグループの製品が多数採用されています。今後予想される、ウエアラブル端末などに向けたフレキシブルディスプレイの進化に合わせ、トータル設計力という強みを活かしてお客様とともに新製品の開発を進めています。●次世代モビリティEV化や自動運転技術の開発に伴い大きな転換期にある自動車業界において、カーエレクトロニクス向けの製品需要が見込まれます。ヘッドアップディスプレイの太陽光集光対策として採用されているNittoグループの可視光カット材は、今後大画面化が進むにつれますます必要性が増すことが期待されます。このほか、モーターの性能向上や安全性に寄与する製品、自動車以外の輸送機器向け製品の開発も進めています。●ライフサイエンス核酸医薬は受託製造と創薬の2本柱で、ライフサイエンス事業の主力に育ちつつあります。前者は受託製造から製剤の分析・無菌充填まで核酸医薬品の開発をワンストップで支援するという強みを持っています。創薬ではブリストル・マイヤーズ スクイブ社とともに開発中の肝硬変治療薬のほ3つの戦略領域に経営資源を投下、事業ポートフォリオの進化を図る次世代モビリティ情報インターフェイスライフサイエンススマートデバイスEV・自動運転核酸医薬インダストリアルテープ消費財新規事業オプトロニクス知財アライアンスメンブレンメディカルコンバージェンス■Nitto-New Century における戦略領域
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