Nittoグループレポート2017
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10Nitto Group Report 2017こうした状況下、当期末の利益配当金につきましては、利益配分に関する基本方針にもとづき、中間と同額の1株につき75円とし、年間の配当金は前期より10円増額した年間150円とさせていただきます。なお、次期の利益配当金につきましては、利益状況と設備投資等を総合的に勘案して年間160円を予定しています。Nittoグループは、創業以来、社会の要請に耳を澄まし、市場のウォンツを読み取って粘着技術や塗工技術など基幹技術をベースにした数々の技術・製品を世に送り出し、さまざまな領域で事業を展開してきました。今日、気候変動や人口構造の変化などに伴う社会的課題が山積するなか、情報化やテクノロジーの進歩によって人々の生活環境は激変しています。Nittoグループが培ってきた技術には、こうした課題を解決する明日があります。社会から信頼され、未来に向かって成長し続ける企業として、社会に新しい価値を提供し続けていくことが使命であると考えます。環境への配慮2016年11月、国連史上の歴史的合意と賞賛される「パリ協定」が発効しました。条約加盟国すべてが参加する地球温暖化対策として、産業革命前からの平均気温上昇を「2度未満」社会的課題の解決に向けてNittoグループの事業活動環境負荷低減省資源・省エネ大容量データ通信情報格差の解消インフラの整備医師・医療不足の解消衛生環境の改善安全な輸送雇用機会均等コンプライアンス ダイバーシティ推進 公正な労務管理 ビジネス行動ガイドラインCSR調達ガイドラインCO2・トルエン排出量および廃棄物削減 リサイクル、リユース グリーン調達サステナブルプロダクツメンブレン製品核酸受託住宅用防水気密材料医療・衛生関連製品経皮吸収型テープ製剤社会インフラ用防食材料輸送機器用防音材料制振材料電気・電子部品関連材料半導体関連製品情報機器用光学フィルムフレキシブルプリント基板エアバック用フィルム輸送機器用 絶縁材料 止水・防水材料 耐熱材料気候変動、資源の枯渇グローバル化情報化、テクノロジーの進歩人口構造の変化(高齢化、新興国の人口増、都市化)■社会的課題を解決する取組み
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