Nittoグループレポート2016
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31Nitto Group Report 2016環境保全Nittoグループは、持続可能な社会の実現を目指して、以下の取組みを行っています。事業を展開するすべての国・地域の法の遵守とその精神を尊重し、地域から地球規模までの環境に配慮した誠実な行動に努めます。環境保全活動の体制環境ビジョンおよび目標は、全社機能である環境専門部署が立案し、社長はじめ経営層が参加する環境安全委員会メンバーで協議した上、取締役会もしくは経営戦略会議で代表取締役 社長取締役会経営戦略会議環境安全委員会事業執行体環境安全担当部署環境専門部署環境ビジョン・目標の立案環境保護活動の推進・サポート環境保護活動の実行全社機能開発・設計原材料購買生産流通販売InputsOutputs有機溶剤 1,137 tonCO2量 837,894 ton排出量 150,054 tonリサイクル量 91,730 ton排水量 3,113,556 m3汚濁物質(COD)排出量 13 ton電力購入量 752,467 MWh蒸気購入量 28,454 GJ軽油・A重油購入量 4,611 kLLPG購入量 1,485 ton天然ガス・都市ガス購入量 1,470,620 GJLNG購入量 40,221 ton太陽光発電・グリーン電力 31,877 MWhその他(ガソリン・灯油等) 26,754 GJ購入量 63,128 tonリサイクル量 14,487 ton有機溶剤飲料用・生活用水(上水道) 3,249,437 m3工業用水 1,312,585 m3地下水 2,384,134 m3水大気排出物廃棄物排水/公共用水域エネルギー■マテリアルフロー図決議されます。策定されたビジョン・目標の達成に向けて、事業執行体の環境安全担当部署が中心となって環境保護活動を実行し、環境専門部署はその活動の推進・サポートを行っています。事業活動が環境に与える影響(マテリアルフロー)Nittoグループは事業活動を行う上で多くの化学物質を使用していることから、環境への影響が懸念されます。たとえば有機溶剤は、粘着テープを製造する過程で気化するため、無害化処理を行っていますが、その過程で微量ながら有機溶剤ガスが大気中に排出されます。化学物質以外にも、生産に伴い多くのエネルギー、材料および水を使用します。これらを可能な限り効率的に使用するために、製造プロセスの改良や老朽化した設備の更新などを行っています。また、最終的に発生してしまうCO2や廃棄物、排水は環境へ悪影響を及ぼす恐れがあることから、各国の法令などで要求される基準よりも厳しく自主管理を行っています。

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