Nittoグループレポート2016
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29Nitto Group Report 2016製品管理品質管理の取組みお客様の要求を満たす安全な製品とサービスをお届けするために品質の管理を行っています。品質の確立、継続的な品質の維持・改善を図るとともに、開発・設計から販売段階において品質異常やクレームなどの品質に関わるリスクを未然に防止する活動に努めています。未然防止活動製品品質を確保するために、設計や作業工程で起こりうる不具合を漏れなく予測し、十分に対策が行われているか調べるFMEA(Failure Mode and Effect Analysis)や、製造拠点に関わらず同じ品番の製品は同じ品質を保つSBSQ(Same Brand Same Quality)などに取り組んでいます。また、これまでも品質に関する基礎教育は実施してきましたが、より専門的な教育を施すことで品質管理に携わる「人財」のレベルアップを図り、品質管理レベルの底上げを進めています。2014年度までは、日本、中国、南アジアエリアの製造・加工拠点を対象に階層別の品質教育を実施してきました。2015年度は、欧州・米州エリア、韓国、台湾にまで対象エリアを拡大し、自ら品質課題を抽出し解決することができる「人財」の育成に力を入れています。今後は、各エリア主導での教育体制を確立し、お客様に満足していただける品質づくりを目指します。調達管理の取組み調達基本方針Nittoグループはお客様やパートナー様をはじめとするステークホルダーの皆様から信頼され、選ばれる企業であるため、調達活動においても企業の社会的責任を果たします。2016年2月、Nittoグループの調達活動における基本的な考え方として「調達基本方針」を新たに制定しました。これを遂行するために、調達活動に従事する者は企業倫理や社会常識からかい離しないよう、「行動指針」に従って行動することが求められます。さらには、調達基本方針およびNittoグループビジネス行動ガイドラインに基づくパートナー様への期待事項を「CSR調達ガイドライン」として制定し、公正かつ公平な取引や企業倫理と法の遵守、環境への配慮などCSR調達への取組みを強化しました。パートナー様お客様Nittoグループ生産流通未然防止活動販売廃棄開発・設計原材料購買製品品質の確保Nittoグループの調達活動における基本的な考え方パートナー様への期待事項調達活動に関わる者の行動基準調達基本方針行動指針CSR調達ガイドラインCSR調達米州エリア:現地スタッフによる品質教育■品質管理フロー
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