Nittoグループレポート2016
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12Nitto Group Report 2016し、環境目標の見直しを行っています。また、グリーン・クリーン・ファイン領域に事業展開を図っており、特に、グリーン・クリーン領域においては環境貢献製品のラインナップを拡大し、お客様の工程で発生する環境負荷の削減を目指しています。Nittoグループは、「豊かな地球を次世代に」受け継いでいくために積極的に環境保護に取り組み、持続可能な社会の発展に貢献していきます。Nittoグループは、以前より、コーポレートガバナンスが企業活動にとって重要であることを認識し、強化を進めてきましたが、コーポレートガバナンス・コードをはじめとする日本の企業統治強化施策を真摯に受けとめ、2015年度に見連携監査役会会計監査人選任・解任選任・解任選任・解任経営・報酬諮問委員会経営戦略会議執行役員事業部門・本社部門事業部門戦略会議本社部門会議グループ各社情報セキュリティ委員会環境安全委員会内部統制委員会適時開示委員会法令倫理委員会危機管理委員会CSR委員会取締役会代表取締役CSR担当部署内部統制・監査担当部署監査監査監査監査監査連携連携連携連携連携社外取締役社外監査役株主総会グループ会社監査役■コーポレートガバナンス体制図〈2016年7月〉直しを行いました。コードの要請に対応するだけでは十分とは言えないと考え、ステークホルダーの皆様がコーポレートガバナンスに強く関心を寄せておられる情勢を踏まえ、基本的な考え方を見直し、「経営理念」(Mission、The Nitto Way)を中心とする企業統治の枠組みについて、さらなる明確化を図りました。その上で「コーポレートガバナンスに関するガイドライン」を制定し、核となる「経営理念」については、ホームページで詳しく説明しています。さらに、保有しているグループ外企業の株式について、保有に関する方針を設け、保有株式の一部を売却しました。また、取締役会全体の実効性に関する分析・評価の実施に向け、取締役および監査役を対象に取締役会の在り方に関するアンケートを行いました。2015年は「コーポレートガバナンス元年」とも言われ、日本の企業統治にとって転換点となる1年でした。Nittoグループは、より一層のコーポレートガバナンス体制の向上を目指して取組みを進めていきます。コーポレートガバナンスについてコーポレートガバナンスに関する…基本的な考え方当社グループは、事業遂行における基本的価値観および目的意識を「経営理念」として確立しております。そして、「経営理念」とともに、これをベースに具体的な行動を示したガイドラインを策定するとともに、役職員にこれを周知徹底しております。このような経営理念のもと、企業価値を最大化させ永続的に発展していくためには、果敢な経営判断とともに、意思決定の迅速性や透明性が必要と考えております。そのためには、コーポレートガバナンスの確立が極めて重要な課題であると捉え、コーポレートガバナンス体制の実効性確保だけでなく、次の基本原則に沿って、体制のより一層の充実化を図ってまいります。①株主の権利・平等性を確保します。②ステークホルダーと適切に協働します。③適切な情報開示を実施し、透明性を確保します。④ステークホルダーから期待された経営機能の実現を目指します。⑤株主との建設的な対話を行います。ステークホルダーの皆様には、今後とも変わらぬご支援、ご指導をいただきますようお願い申し上げます。

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